あしたのニュース

LIVE2015(2016) あしたのニュース
ジャンル 帯番組 / 報道番組 / 情報番組
出演者 大島由香里(当時フジテレビアナウンサー
木村拓也(フジテレビアナウンサー)
奥寺健(フジテレビアナウンサー)
ナレーター 真地勇志
オープニング 徳澤青弦「あしたの光」
エンディング 同上
製作
制作 フジテレビFNN
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2015年3月30日 - 2016年4月2日[注 1]
放送時間【月曜 - 木曜】 23:30 - 23:55
【金曜】 23:58 - 翌0:18
放送枠フジテレビ系列深夜ニュース枠
放送分【月曜 - 木曜】25分
【金曜】20分
公式ウェブサイト
番組年表
前作ニュースJAPAN
次作ユアタイム
関連番組みんなのニュース
こんやのニュース
FNN みんなのニュース Weekend

特記事項:
最終回は金曜版であるが、30分繰り下げのため、土曜日になってからの放送(0:28 - 0:48)。
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あしたのニュース』は、フジテレビ系列テレビ大分テレビ宮崎両局を除く)で2015年平成27年)3月30日から2016年平成28年) 4月2日[注 1]まで、(月曜日から金曜日)の最終版に生放送されていた報道・情報番組である。後続のスポーツニュース番組『すぽると!』とコンプレックス枠を形成されていた(ビデオリサーチの視聴率公表上の放送枠、EPG、ネット各局の公式ウェブサイトの番組表のみ。新聞では『あしたのニュース』と『すぽると!』はそれぞれ単独番組扱い)。

概要[編集]

1994年から21年間放送された『ニュースJAPAN』の後継番組で、出演者はそのままとしているがFNNの報道番組の改革の一環として、「すべてのニュースはあしたにつながる!! "これからの暮らし"を考えるニュース[1]をテーマとして、タイトルを改題し大幅リニューアルした[2]

また、『あしたのニュース』の開始により、ニュース系列の冠がつく平日最終版のニュース番組は一旦消滅した[注 2]

改編後の大まかな基本コンセプトとしては従来から放送されているその日一日のニュースを単にまとめて伝えるだけでなく、「あした」にこだわり、新聞ウェブサイトの「あした朝刊」で取り上げるような、特に注目しておきたい記事の中身をこの番組で深く掘り下げる「お得感」を演出し、更にそのニュースが「あしたからの生活にどのような意味を持つのか」という観点を通して詳しい分析・解説を加えるというものになっている[3]

番組テーマカラーやテロップには、   黄色と   紺色を使用、月曜 - 木曜放送分では1年振りに25分番組として編成していた。

また『ニュースJAPAN』に続き、番組タイトルの前に「LIVE」と西暦4桁が表記されることとなり[3]、放送開始年である2015年度は『LIVE2015 あしたのニュース』(ライブにせんじゅうご あしたのニュース)となる他、20:54からの『こんやのニュース・あしたの天気』でも、大島由香里がこの番組のセットから当日取り上げる特集の予告編と、その時間までに入電している主要数項目を伝えていた。そのため、『こんやのニュース・あしたの天気』と夕方の『みんなのニュース』、この番組は姉妹番組の関係にあたる。ただし、当時『みんなのニュース』でメインキャスターで出演していた伊藤利尋は登場しなかった。また最終年は『LIVE2016 あしたのニュース』(ライブにせんじゅうろく あしたのニュース)になった。

なお、2015年4月から2016年1月までの平均視聴率は3.6%だった(日本テレビNEWS ZERO』は8.9%〈23:00 - 23:59に放送している月 - 木曜日のみ〉、TBS『NEWS23』は5.4%。いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)[4]

福井テレビでは『協力:中日新聞』と表示していた。

出演者[編集]

いずれもフジテレビアナウンサー(番組終了時点)。毎日(月曜日から日曜日)20:54 - 21:00に放送されるスポットニュース『こんやのニュース・あしたの天気』も兼任していた[5]

メインキャスター
サブキャスター

放送内容[編集]

一部のニュース取材VTRは『みんなのニュース』のVTRを二次使用していた(ナレーションやテロップなどは差し替えていた)。これは取材リポーターが『みんなのニュース』のフィールドキャスター(実質的に兼任)であるためそれがわかる。この方式は、前番組の『FNNスーパーニュース』と『ニュースJAPAN』のやり方と全く同じであった。

『ニュースJAPAN』同様、スポーツの話題やニュースは社会的に問題となった事件や大きなスポーツイベントは軽く触れるが、スポーツニュースは『すぽると!』に全て任せていた。

番組の時間構成は月 - 木曜は2013年度、金曜は2014年度の『ニュースJAPAN』の体裁に準じており、ローカルニュースは、前者は全国ニュースの提供読み明け、後者は全国ニュースが終わってすぐ(その後提供読み)(いずれもCMを挟む形で)に行われていた。なお、放送分が金曜のみ異なるのはFNN発足以降の最終版ニュースでは初となった。

なお、月曜から木曜は終わりの挨拶を行わず、主に大島が「このあとは『すぽると!』です」と言った直後に『すぽると!』のジャンクションが流れていた(一部地域のみ)。

主なコーナー[編集]

あしたのView
  • 「このニュースであしたから私たちの暮らしはどうなるのか?」常にこの視点からニュースをひもといていく。
あしたのつかみ
  • あしたの朝職場で学校で「あれ見た?」おはようの代わりの共通のあいさつとなるような「話題」をひと足早く紹介する。

放送日時[編集]

  • 月曜 - 木曜 23:30 - 23:55
  • 金曜 23:58 - 翌0:18
    • 双方とも直前にキリンビールの30秒カウキャッチャーが有るため、正式開始は30秒後から始まっていた。
    • 直前番組が拡大版などによってずれる事があった。ただし『ニュースJAPAN』同様、月 - 木に限り直前番組が予め30分ずれることが確定している時は、当番組は30分ずらさず、29分ずらして23:59(正式は23:59:30)から始まる事があった[注 3]
    • 2015年12月25日 - 2016年1月5日までは年末年始特別編成のため、『みんなのニュース』(および『FNN みんなのニュース Weekend』)と共に休止。この間は双方とも、代替として『FNNニュース』が放送された(但し12月31日深夜については年越し特番『ジャニーズカウントダウンライブ』のため「FNNニュース」としても休止した)[6]

ネット局[編集]

『あしたのニュース』ネット局 FNN系列局
放送対象地域 放送局 系列 放送日時 ローカルニュース

差し替え

月 - 木曜 金曜
関東広域圏 フジテレビ(CX) フジテレビ系列 23:30 - 23:55 23:58 - 翌0:18
北海道 北海道文化放送(uhb)
 岩手県 岩手めんこいテレビ(mit) ×
宮城県 仙台放送(OX)
秋田県 秋田テレビ(AKT)
山形県 さくらんぼテレビ(SAY)
福島県 福島テレビ(FTV)
新潟県 新潟総合テレビ(NST)
長野県 長野放送(NBS)
静岡県 テレビ静岡(SUT)
富山県 富山テレビ(BBT) ×
石川県 石川テレビ(ITC)
福井県 福井テレビ(FTB)
中京広域圏 東海テレビ(THK)
近畿広域圏 関西テレビ(KTV)
島根県鳥取県 山陰中央テレビ(TSK) ×
岡山県・香川県 岡山放送(OHK)
広島県 テレビ新広島(tss)
愛媛県 テレビ愛媛(EBC)
高知県 高知さんさんテレビ(KSS) ×
福岡県 テレビ西日本(TNC)
佐賀県 サガテレビ(sts) ×
長崎県 テレビ長崎(KTN)
熊本県 テレビ熊本(TKU)
鹿児島県 鹿児島テレビ(KTS)
沖縄県 沖縄テレビ(OTV) ×

スピンオフ[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

フジテレビおよびFNN系列 平日最終版のFNNニュース
前番組 番組名 次番組
ニュースJAPAN
(1994.4.1 - 2015.3.27)
あしたのニュース
(2015.3.30 - 2016.4.2[注 1]
ユアタイム
(2016.4.4 - 2017.9.29)
スポーツニュースと統合】
月曜 - 木曜 23:30 - 23:55枠
ニュースJAPAN
※23:30 - 23:50
(1994.4.1 - 2015.3.26)
すぽると!
※23:50 - 翌0:10
(2014.3.31 - 2015.3.26)
※5分下げ・10分延長の
23:55 - 翌0:25に繰り下げて継続。
あしたのニュース
(2015.3.30 -2016.3.31)
ユアタイム
※23:30 - 翌0:25
(2016.4.4 - 2017.9.28)
フジテレビ系列 金曜 23:58 - 翌0:18枠
ニュースJAPAN
(1994.4.1 - 2015.3.27)
あしたのニュース
(2015.4.3 - 2016.4.2[注 1]
ユアタイム
※23:58 - 翌0:55
(2016.4.8 - 2017.9.29)

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c d 最終回は金曜版であるが、30分繰り下げのため、土曜日になってからの放送(0:28 - 0:48)。
  2. ^ その後、2018年4月に開始した『FNNプライムニュース α』でニュース系列の冠がつく平日最終版ニュースが復活した。
  3. ^ スポーツ中継等の延長オプション行使によって前座番組が結果30分ずれた場合には、本番組もそのまま30分ずれて(日付が変わってから)放送。

出典[編集]