• 名古屋電灯株式会社(旧字体:名古屋電燈株式會社󠄁、なごやでんとうかぶしきがいしゃ)は、明治から大正にかけて存在した日本の電力会社である。愛知県名古屋市に本社を置き、中京地方で事業を展開した。戦前期の大手電力会社のうち東邦電力の前身および大同電力の母体にあたる。...
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  • 加藤重三郎 (category 名古屋市長)
    )を盛り込んだ報償契約を交わしたのも市長時代、1908年(明治41年)のことである。また1910年(明治43年)、名古屋市の電力会社名古屋電灯と奥田が社長を務める新興の電力会社名古屋電力(木曽川・八百津発電所建設中)の合併問題が起こると、加藤は知事の深野とともに合併の仲介にあたった。...
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  • 名古屋に滞在して合併反対派の翻意に努め、8月株主総会にて合併を決定。10月28日付で合併が成立するに至り、名古屋電灯は資本金775万円の電力会社となった。なお合併後の11月25日付で桃介は名古屋電力から取締役となった兼松煕に常務を譲り、平取締役に下がっている。 名古屋電灯ではその後、先に名古屋電...
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  • 名古屋電力株式会社(なごやでんりょくかぶしきがいしゃ)は、明治時代の愛知県名古屋市に存在した電力会社である。 1906年(明治39年)に設立。木曽川にて八百津発電所(岐阜県)を起工し、名古屋市と岐阜県岐阜市に電力供給区域を設定して既存事業者名古屋電灯の競合会社となるはずであったが、1910年(明治...
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  • 東邦電力株式会社は、愛知県名古屋市を中心に東海地方で供給区域を広げた名古屋電灯株式会社と、福岡県福岡市に本社を置き九州北部で事業を展開した九州電灯鉄道株式会社が合併して成立した電力会社である。しかしその成立の過程は、奈良県の電力会社関西水力電気株式会社が1921年(大正10年)10月に名古屋電灯...
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  • 四大卸売先のうち最初の供給先は名古屋方面の東邦電力である。 この東邦電力というのは、木曽電気製鉄(木曽電気興業)の母体にあたる名古屋電灯が、数度の再編を経て姿を変えたものである。すなわち、名古屋電灯が1921年10月に奈良県の関西水力電気と合併して関西電気となり、さらに九州地方の九州電灯...
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  • 愛知電気鉄道 (category 名古屋鉄道)
    そのため、半島西岸地域の有力者より半島西岸から名古屋方面に至る鉄道路線敷設計画が立案され、地元の大手電力会社であった名古屋電灯の顧問弁護士で、同社の取締役も務めた藍川清成を中心とする計7名の発起人により、名古屋市近郊の愛知郡熱田町より呼続・鳴海・大高・横須賀を経て半島西岸沿いに知多郡常滑町へ至る、私設鉄道法によ...
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  • ヶ根水力」の水利権を1908年3月に譲り受けた。 名古屋電力が八百津発電所の建設を進める一方で、名古屋電灯では実業家福澤桃介による株式買収が進んでいた。福澤は1906年以降、九州の広滝水力電気や福博電気軌道(いずれも九州電灯鉄道の母体で、名古屋電灯とともに後年東邦電力となる)、愛知県の豊橋電気など...
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  • 力(多治見)に改組させて傘下に収めた。こうして1920年代まで岡崎電灯は独立を維持したものの、やがて名古屋市の名古屋電灯から発展した中京地方の大手電力会社東邦電力との統合問題が現出した。 東邦電力と岡崎電灯の統合問題は、旧名古屋電灯と豊橋電気の合併から4年経った1925年(大正14年)に初めて発生...
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  • 電灯株式会社(豊橋電燈、とよはしでんとう)と称する。豊川水系に水力発電所を相次ぎ建設するなど事業を拡げ、最終的に東三河とそれに接する静岡県の一部地域を供給区域とした。 1921年(大正10年)、名古屋市を地盤とする名古屋電灯...
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  • 九州電灯鉄道は、大正から昭和戦前期にかけての電力業界大手「五大電力」のひとつ、東邦電力(1922 - 1942年)の前身である。この東邦電力は、福岡県福岡市など北部九州を主な供給区域としていた九州電灯鉄道と、愛知県名古屋市など東海地方を主な供給区域としていた名古屋電灯...
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