• コミュニティ)の価値を重んじる政治思想。コミュニタリアニズムとの表記も一般的である。なお、これに立脚している論者をコミュニタリアン (communitarian) という。 共同体主義は、現代の政治思想の見取り図において、ジョン・ロールズらが提唱する自由主義(リベラ...
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  • と共著で、認識論に関する著書を刊行した。 言論人としても世界的に活躍しており、80年代には、主に英米圏で行なわれたリベラルコミュニタリアン論争、90年代には多文化主義を巡る世界的な論争を主導した。 また、人権の普遍性と西欧的偏向を巡る議論、非西欧社会における民主主義の問題にも積極的に取り組み、19...
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  • 論争的な道徳的または宗教的コミットメントの観点から進められるからである。しかし、より重要なのは、ロールズのプロジェクトの目標は、主に政治的正統性のリベラルな概念が内的に首尾一貫しているかどうかを判断することであり、このプロジェクトは、リベラルな価値観にコミ...
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  • 宮崎哲弥 (category 日本のコミュニタリアン)
    研究開発コンサルティング会社「アルターブレイン」副代表。 中央大学非常勤講師、京都産業大学客員教授を経て、2018年4月より相愛大学客員教授。コミュニタリアン、仏教徒。福岡県久留米市出身。結婚に際して妻の姓に変えたため本姓は宮崎ではない。 中学卒業後しばらく社会人生活を送り1年遅れで久留米工業大学付属高等学校...
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  • アン・クラーク、 アイヴァー・B・ノイマン編『国際関係思想史―論争の座標軸』(新評論、2003年) レオ・シュトラウス『僭主政治について(上・下)』(現代思潮新社、2006年-2007年) スティーヴン・ムルホール、アダム・スウィフト『リベラルコミュニタリアン論争』(勁草書房、2007年)...
    4 KB (384 words) - 23:53, 4 December 2023
  • わけ20世紀後半には『正義論』(1971年)で社会契約を再び基礎づけたリベラル派のジョン・ロールズや、ロールズらリベラル派に対抗して共同体主義を唱えたコミュニタリアン派のアラスデア・マッキンタイアらがリベラルコミュニタリアン論争を繰り広げた。そのほかにも、『アナーキー・国家・ユートピア』(1974...
    248 KB (29,231 words) - 18:38, 20 April 2024
  • J-M・クワコウ『政治的正当性とは何か――法、道徳、責任に関する考察』(藤原書店, 2000年) イアン・クラーク, アイヴァー・B・ノイマン編『国際関係思想史――論争の座標軸』(新評論, 2003年) タミール・ヤエル『リベラルなナショナリズムとは』高橋愛子,森分大輔,森達也訳(夏目書房, 2006年)...
    12 KB (1,400 words) - 04:51, 1 May 2023
  • ねない。」とする反対派の対立が繰り返されてきた。 旧法は、約60年前というリベラリズムの全盛期に制定された法律であり、その後のリベラルコミュニタリアン論争の成果を反映していない。したがって、保守主義はもちろん、コミュニタリアニズム(共同体主義)やリパブリカニズム(共和主義)といった、中間的な新しい...
    40 KB (6,687 words) - 14:40, 1 February 2024
  • 論争も引き起こした。 マイケル・サンデルやアラスデア・マッキンタイアといったコミュニタリアンの立場からは、あるコミュニティのなかに共通する善き生き方と切り離された形で正義を考えることはできないという反論が行われた。 ノージックなどリバタリア...
    8 KB (1,098 words) - 08:22, 2 April 2024
  • リベラルな諸人民にも共有される原理が別に示されるという形を取る。また、最晩年の著作(講義録)『公正としての正義 再説』では『正義論』など『政治的リベラリズム』以前に示されていた正義の諸原理を核とする、正義に関する実体的な理論と、『政治的リベラリズム』における理論とをより整合的な形で示す努力が払われている。...
    10 KB (1,611 words) - 07:23, 8 July 2023
  • Communitarians: a Revised Edition (Blackwell) - with Adam Swift 谷澤正嗣、飯島昇藏訳『リベラルコミュニタリアン論争』勁草書房、2007年 1996 The Cavell Reader (Blackwell) - editor 2001 Inheritance...
    4 KB (377 words) - 21:01, 26 April 2022