• ボツリヌストキシン(Botulinum toxin (BTX) or Botox)は、分子量が15万ほどのタンパク質で、ボツリヌス菌が産生する複合体毒素である。ボツリヌス毒素とも呼ばれる。毒素産生菌は、毒素型によりA,B,C,D,E,F,G の7種類に大別されているが、産生される毒素も抗原性の違いによりA...
    22 KB (3,328 words) - 16:34, 7 March 2024
  • botulinum(クローストリディウム・ボトゥリヌム)は「ソーセージのクロストリジウム菌」という意味を帯びる。 ボツリヌス菌が作り出すボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)は毒性が非常に強く、生物兵器として研究開発が行われた。炭疽菌を初めとする他の生物兵器同様、テロリストによる使用が懸念されている。 ボツリヌス毒素の致死量は体重70...
    17 KB (2,379 words) - 02:17, 8 January 2024
  • アセチルコリンは骨格筋、内臓筋の筋繊維のアセチルコリンの受容体に働き、収縮を促進する。自律神経の内、副交感神経を刺激し、脈拍を遅くし、唾液の産生を促す活性がある。 ボツリヌストキシンはSNARE蛋白を切断することにより、アセチルコリンの放出を阻害する作用がある。 アセチルコリン塩化物は「オビソート注射用0.1g」(第一三共製造販売)として販売されている。...
    6 KB (558 words) - 12:00, 6 October 2023
  • ボツリヌス菌・ボツリヌストキシン 遠藤誠一らが十勝川流域で土を採取、中川智正、村井秀夫らと共に分離・培養を試み何度か散布したが効果はなかった。教団内の隠語はボツリヌストキシンからとられた「T」、坊つちやんからとられた「ボッチャン」。 ボツリヌス...
    30 KB (4,444 words) - 07:36, 17 January 2024
  • botulinum(クロストリジウム・ボツリヌム) ボツリヌス菌。土壌中などの自然環境中に広く存在。ソーセージや真空パックの食品中や傷口内で、ボツリヌス中毒を引き起こすボツリヌストキシンを産生する。蜂蜜などにC. botulinumの芽胞が入り込んだ場合、1歳未満のヒト(乳児)に対するボツリヌス中毒(乳児ボツリヌス...
    30 KB (2,282 words) - 00:54, 11 April 2024
  • ヌストキシン (Tetanus-toxin) 等とも呼ばれる。 毒性は極めて強いが、動物種により毒素に対する感受性が異なる。マウスの半数致死量 (LD50) は体重 1 kgあたり0.000002 mg (2 ng) であり、ボツリヌストキシン...
    3 KB (360 words) - 01:12, 20 October 2023
  • 紀代秀が抗議したので逃がすことになった。 1990年4月~5月、皇居、霞が関、米軍横須賀基地、浄水場のある川などにボツリヌス菌・ボツリヌストキシンを散布したが、効果は無かった。ボツリヌス菌風船爆弾の実験も行ったが効率が悪いので中止された。同年6月には「川に汚物を放流している」として村井秀夫、新実智光が山梨県警察に検挙された。...
    22 KB (3,132 words) - 16:59, 12 August 2023
  • トキシンとバトラコトキシンはナトリウムチャネルに影響を与え、マウロトキシン(英語版)、アジトキシン(英語版)、カリブドトキシン(英語版)、マルガトキシン(英語版)、スロトキシン(英語版)、シラトキシン(英語版)、ヘフトキシン...
    7 KB (915 words) - 09:53, 29 November 2023
  • 、呼吸不全で死亡してしまうので、筋弛緩薬は毒薬として取り扱われている。 天然の筋弛緩をもたらす薬物として、フグ毒であるテトロドトキシンや、ボツリヌス菌の毒素ボツリヌストキシンが知られており、これらの中毒を放置すると呼吸不全によって死亡することがある。d-ツボクラリンは「クラーレ」とも呼ばれる非脱分極...
    6 KB (905 words) - 06:11, 16 November 2023
  • (category 日本語版記事がダイレクトの仮リンクを含む記事)
    アコニチン、イボテン酸、エキサイトトキシン、エラブトキシン、クラーレ、グラミシジン、コルヒチン、サキシトキシン、シガトキシン、シクトキシン、テタノスパスミン、テトロドトキシン、ドウモイ酸、トリゴネリン、ニコチン、パリトキシンボツリヌストキシン、ムッシモール、シンなど VXガス、サリン、ソマン、タブ、ホスゲンなど ダイオキシン...
    50 KB (6,769 words) - 14:46, 15 March 2024
  • 内服薬として抗パーキンソン薬や抗不安薬、抗コリン薬が用いられることがある。効果を示す場合もあるが、多くの場合は有効率が低い。ドーパ反応性ジストニア(en)ではレボドパが特効薬である。 ボツリヌス療法 ごく微量のボツリヌストキシンを痙攣の起きている筋肉に注射し筋緊張を緩める治療法。日本の保険制度では他の治療法に比べ高額だが、効果は高...
    8 KB (1,014 words) - 08:12, 6 August 2023