• トウヒ(唐檜、学名:Picea jezoensis var. hondoensis)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。 北海道および北東アジアに広く分布する、エゾマツの変種。本州の紀伊半島大台ヶ原から中部山岳地帯を経て福島県の吾妻山までの、海抜1,500-2,500 mにかけての亜高山帯に分布する。...
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  • トウヒ属(唐檜属、学名:Picea)はマツ科の針葉樹のグループの一つ。 北半球のアジア・ヨーロッパ・北米の温帯から亜寒帯にかけて、広い範囲に約40種が分布する。分布の北限はシベリア・アラスカ・カナダの北極圏、南限はユーラシアではビルマとヒマラヤ、北米ではメキシコ北部の高山地帯に達する。タイガや中緯...
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  • オウシュウトウヒ(欧州唐檜、学名: Picea abies)は、マツ科トウヒ属の針葉樹。ヨーロッパ原産で、標準和名はドイツトウヒ、別名でヨーロッパトウヒ、ドイツマツ。樹高は50メートルのもなる高木であるが、クリスマスツリーに使われたり、材はバイオリンの響板に利用される。...
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  • エゾマツ (category トウヒ属)
    Picea jezoensis var. jesoensis)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉高木。近縁のアカエゾマツも含めて「エゾマツ」と総称することも多く、この場合にはアカエゾマツと対比してクロエゾマツと呼ばれる。本州の高山に分布するトウヒはエゾマツの変種とされている。...
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  • (Boreal forest) と同義になりつつある。 樹種は、針葉樹のモミ属、トウヒ属、マツ属、カラマツ属、広葉樹のカバノキ属とハコヤナギ属が中心だが、シベリア中央部のエニセイ川を境にその東西で森林の組成が異なり、西側ではモミ属、トウヒ属の常緑針葉樹を中心とした暗いうっそうとした森、東側ではカラマツ属の落...
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  • トウヒ属の樹形の例 Picea abies トウヒ属は葉を長枝につける。 トウヒ属の枝。葉枕という構造でゴツゴツしている トウヒ属の葉の断面の顕微鏡写真 トウヒ属の雄花 トウヒ属の雌花 トウヒ属の球果の鱗片には突起がない Picea abies トウヒ属の発芽...
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  • 東や東北地方の亜高山帯林もそれほど規模は大きくない。 高木の樹種は、針葉樹は北海道ではモミ属のトドマツとトウヒ属のエゾマツとアカエゾマツ、本州ではモミ属のシラビソとオオシラビソ、トウヒ属のトウヒほかと、コメツガ、カラマツが中心である。ただし、これらの種類がすべて出そろうのは中部地方から東北南部にか...
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  • トウヒレン属(トウヒレンぞく、学名:Saussurea、和名漢字表記:塔飛廉属)は、キク科アザミ亜科の属の1つ。 雌雄同株。二年草または多年草で、ときに低木になる。茎は直立または斜上するが、頭花の重みで茎の上部がたわむこともあり、ときに岩壁から垂れ下がる種もある。茎が短縮して高さ数cmにとどまるもの...
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  • き取った標本は測定終了後に元に戻している。これ以外にも樹高、幹の周径、根回りなどから推定したり、対象木の記載のある文献記録を調査する方法もある。 トウヒ - 樹齢9550年。14C放射性炭素による測定。2004年にスウェーデンのDalarnaで発見された。 ブリッスルコーンパイン(en:Bristlecone...
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  • アカエゾマツ (category トウヒ属)
    アカエゾマツ(赤蝦夷松、学名:Picea glehnii)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉樹。エゾマツと共に北海道の木に指定されており、北海道の代表的な造林樹種である。 樹高は通常は30mから40m以上だが、湿原では非常に小型になる。樹形は自然に円錐形となり、美しい。若い枝には赤褐色の毛がびっしりと生...
    17 KB (2,026 words) - 09:01, 6 October 2023
  • コロラドトウヒ(学名: Picea pungens)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉種。青色を帯びた葉色が特徴的で、別名プンゲンストウヒ(プンゲンス唐檜)、青トウヒ(blue spruce)、緑トウヒ(green spruce)などとも呼ばれる。原産地はアメリカ中部のコロラド州からワイオミング州一帯のロ...
    11 KB (1,312 words) - 09:17, 27 April 2024