タンパク質を構成するアミノ酸(タンパクしつをこうせいするアミノさん、英: Proteinogenic amino acid)は、タンパク質中に見られるα-アミノ酸であり、二級アミンであるプロリン(かつてはイミノ酸とも呼ばれた)を除き全て一級アミノ酸である。有機体はタンパク質を合成する...
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タンパク質(タンパクしつ、蛋白質、英: protein [ˈproʊtiːn]、独: Protein [proteˈiːn/protain])とはアミノ酸が鎖状に多数連結(重合)してできた高分子化合物。生物の重要な構成成分のひとつである。 構成するアミノ酸の数や種類、また結合の順序によって種類が異な...
50 KB (6,891 words) - 02:24, 22 March 2024
アミノ酸(アミノさん、英: amino acid)とは、広義には(特に化学の分野では)、アミノ基とカルボキシ基の両方の官能基を持つ有機化合物の総称である。一方、狭義には(特に生化学の分野やその他より一般的な場合には)、生体のタンパク質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸」を...
19 KB (2,074 words) - 01:26, 7 October 2023
糖タンパク質(とうたんぱくしつ、英: glycoprotein)とは、タンパク質を構成するアミノ酸の一部に糖鎖が結合したものである。動物においては、細胞表面や細胞外に分泌されているタンパク質のほとんどが糖タンパク質であるといわれている。 タンパク質のアミノ酸の修飾では、アスパラギンに結合したもの(N...
2 KB (228 words) - 09:23, 14 March 2024
生化学 (category 出典を必要とする節のある記事/2023年2月)
アミノ酸からアミノ基を取り除くと、α-ケト酸という炭素骨格が生成する。トランスアミナーゼ(アミノ基転移酵素)と呼ばれる酵素は、あるアミノ酸(α-ケト酸になる)から別のα-ケト酸(アミノ酸になる)へ、アミノ基を容易に転移させることができる。この過程はタンパク質...
72 KB (8,897 words) - 08:07, 7 April 2024
を維持する。タンパク質は、酵素、構造タンパク質、またはホルモンとして、多くの重要な機能を果たしている。原核生物と真核生物の両方で、タンパク質生合成は非常によく似たプロセスであるが、いくつかの明確な違いがある。 タンパク質生合成は、転写と翻訳の2つの段階に大きく分けられる。転写の際、タンパク質を...
46 KB (5,719 words) - 09:46, 7 April 2024
タンパク質を構成しないアミノ酸(タンパクしつをこうせいしないアミノさん、英: Non-proteinogenic amino acids)は、天然においては、生物の遺伝コード(コドン)に見られないアミノ酸である。タンパク質を組み立てるための翻訳装置では22個(真核生物では21個)のアミノ酸...
27 KB (3,308 words) - 07:50, 2 December 2023
酵素 (category タンパク質)
を行う能力が失われたことが認識されている。 多くの酵素は生体内で作り出されるタンパク質を主成分として構成されている。したがって、生体内での生成や分布の特性、加熱やpHの変化によって変性して活性を失う(失活)といった特徴などは、ほかのタンパク質と同様である。 生体を...
92 KB (12,301 words) - 13:29, 4 April 2024
必須アミノ酸(ひっすアミノさん、Essential amino acid、EAA)とは、タンパク質を構成するアミノ酸のうち、その動物の体内で充分な量を合成できず栄養分として摂取しなければならないアミノ酸のこと。必要アミノ酸、不可欠アミノ酸とも言う。 ヒトでは、一般に次の8種ないしヒスチジンを...
9 KB (1,232 words) - 13:21, 23 August 2023
生体物質 (category 出典を必要とする記事/2023年8月)
するアミノ酸の個数が数十程度までのものはポリペプチドと呼ばれ、それ以上をタンパク質と呼ぶ場合が多い。個々のアミノ酸については、「タンパク質を構成するアミノ酸」の項を参照。 タンパク質の合成に使用されるアミノ酸の数および種類は、対応する遺伝子の塩基配列(上述)によって決定される。各アミノ酸に対応する...
13 KB (1,718 words) - 04:27, 30 August 2023
セリン (category タンパク質を構成するアミノ酸)
セリン (serine) とはアミノ酸の1つで、アミノ酸の構造の側鎖がヒドロキシメチル基(–CH2OH)になった構造を持つ。Ser あるいは S の略号で表され、IUPAC命名法に従うと 2-アミノ-3-ヒドロキシプロピオン酸である。セリシン(絹糸に含まれる蛋白質の一種)の加水分解物から1865年に初めて単離され、ラテン語で絹を意味する...
6 KB (638 words) - 09:37, 20 July 2023