• シュヴァルツシルト式望遠鏡シュヴァルツシルトしきぼうえんきょう Schwarzschild telescope)はカール・シュヴァルツシルトにより考案された反射望遠鏡の一形式である。 ドイツのカール・シュヴァルツシルトは1905年に2枚の非球面鏡で初めてアプラナートを実現し、しかも像面湾曲もなかっ...
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  • 望遠鏡では補正板を2枚構成の色消しにしてあるものもある。 望遠鏡という言葉には「接眼レンズを通じて観察する」という印象があり、これは写真撮影専用であるシュミット式の実情には合わず「シュミットカメラ」と呼ばれることも多いが、天文学者は「シュミット式望遠鏡」と呼ぶ。 通常のカセグレン式望遠鏡...
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  • アイザック・ニュートンがグレゴリー式望遠鏡を改良して1668年に第一号機を完成した。凹面主鏡で反射させた光を、光軸上前方に置いた斜め45度の平面副鏡で横方向に取り出す形式の望遠鏡である。 ウィリアム・ハーシェルが、反射率の低い金属副鏡を使用せず明るい像を得るために考案した形式の望遠鏡である。...
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  • 望遠鏡である。球面鏡を用いたことによって生じる収差はシュミット式望遠鏡と同様の高次非球面の補正レンズによって低減する。比較的安価に大口径のものが製作でき、またコンパクトな形になるので市販品も多く作られている。 シュミットカセグレン式望遠鏡シュミット式...
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  • シュミットカセグレン式望遠鏡シュミットカセグレンしきぼうえんきょう、Schmidt–Cassegrain telescope )は、反射と屈折の両方を組み合わせたカセグレン式望遠鏡の一形式である。 1940年にJ・G・ベーカーが「シュミット・カメラと同等な性能を持つ写野平坦なカメラ群」という論...
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  • フライムート・ベルンゲン(Freimut Börngen 、1930年10月17日 - )はドイツの天文学者である。 ドイツ、タウテンブルクのカール・シュヴァルツシルト天文台で長年に渡りシュミット式望遠鏡を使って銀河の研究を行った。1995年の引退後も観測を続けた。研究の副産物として、2016年11月までに538個の小惑星を発見した。...
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  • カセグレン式望遠鏡(カセグレンしきぼうえんきょう、Cassegrain telescope )は、17世紀のフランスの司祭ローラン・カセグレンにより考案された反射望遠鏡の一形式である。 放物凹面主鏡の光軸上前方に双曲凸面副鏡を対向させ、主鏡の中央にあいた開口部を通して鏡面裏側に光束を取り出しCCD...
    3 KB (386 words) - 07:11, 12 October 2023
  • ニュートン式望遠鏡(ニュートンしきぼうえんきょう、Newtonian telescopeあるいはNewtonian reflector)は、アイザック・ニュートンにより考案された反射望遠鏡の一形式であり、筒の一方(先端側)には何もなく開放状態で、反対側(筒の底側)にガラス(など)を磨いて凹面にした...
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  • リッチー・クレチアン式望遠鏡(Ritchey–Chrétien telescope )はジョージ・ウィリス・リッチーとアンリ・クレチアンにより考案された反射望遠鏡の一形式である。 父が機械メーカーに勤めており天文ファンであったことから、ジョージ・ウィリス・リッチーは若い頃から天文学に興味を持っていた。...
    4 KB (491 words) - 11:11, 16 February 2023
  • シュミットニュートン式望遠鏡 または シュミットニューニアン望遠鏡シュミット式望遠鏡とニュートン式望遠鏡の両方の要素を兼ね備えた反射屈折望遠鏡である。この望遠鏡の設計は球面鏡の主鏡とシュミット補正板を組み合わせて球面収差を補正する。その結果、(球面収差はないがコマ収差はある)放物面鏡を備えた望...
    2 KB (325 words) - 09:29, 18 March 2023
  • ライトシュミット式望遠鏡(ライトシュミットしきぼうえんきょう、Wright schmidt telescope )は反射屈折望遠鏡の一形式である。 シュミット式望遠鏡は明るく写野が広く、スチグマートを満たし、天体観測に使用するようなF値では色収差もほとんどない優秀な光学系であるが、補正板の製作が困難...
    4 KB (593 words) - 17:34, 13 October 2016