• なお日本には本の種が多く、ユーラシアに広く分布するネムロコウホネ以外は日本固有種または日本と周辺地域にしか分布していない。2021年現在、日本産のコウホネ属は、コウホネ、ヒメコウホネ、サイコクヒメコウホネ、シモツケコウホネ、ネムロコウホネ (変種オゼコウホネを含む)、オグラコウホネ...
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  • コウホネ(河骨、学名: Nuphar japonica)はスイレン科コウホネ属に属する水草の1種である。底泥中を横に這う地下茎から葉を伸ばし、ふつう水面より上に葉を立ち上げるが (抽水葉; 図1)、水面に浮かべる浮水葉をつけることもある。また水中の沈水葉は細長い。夏になると、長い花柄の先に直径3–...
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  • ネムロコウホネ(根室河骨、学名: Nuphar pumila)はスイレン科コウホネ属に属する水草の1種である。エゾコウホネともよばれる。ふつう水中にある沈水葉と水面に浮かぶ浮水葉をつけ、浮水葉は長さ6–17センチメートル (cm)、葉柄が細い(図1)。花は黄色、直径 1–4.5...
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  • Nymphaeaceae)は、被子植物のスイレン目に属する科の1つであり、池沼など淡水域に生育する水草が含まれる。コウホネ属、バルクラヤ、スイレン、オニバス、オオオニバスの5約60種が知られており、世界中に分布し、観賞用に栽培されているものも多い。...
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  • スイレン目(スイレンもく、学名: Nymphaeales)は被子植物の目の1つであり、スイレン科(スイレンコウホネ属、オオオニバスなど)、ハゴロモモ科(ジュンサイなど)、ヒダテラ科の3科、約80種が含まれる(図1)。全て水草であり、沈水植物、浮葉植物または抽水植物である(下図2)。現生被子植...
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  • サイコクヒメコウホネ (西国姫河骨、学名: Nuphar saikokuensis) はスイレン科コウホネ属に属する水草の1種である。浮水葉や抽水葉は卵形から広卵形、コウホネより小さい。花期は夏、コウホネよりやや小さい黄色い花をつける (図1)。日本固有種とされ、本州西部、四国、九州の湖沼や水路に生育する。...
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  • がオレンジ色に咲き乱れる。また、池塘で固有種が確認され、2005年に「ウリュウコウホネ」と命名された。これまでオゼコウホネとされていたスイレン科コウホネ属の水生植物である。オゼコウホネは子房が緑色に対し、ウリュウコウホネは子房が赤褐色になるのが特徴。8月上旬までの短い夏の間には、それら無数の花々が...
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  • ナガレコウホネ(流れ河骨、学名: Nuphar × flumininalis)は、スイレン科コウホネ属に属する植物。コウホネとシモツケコウホネの雑種である。 新種として記載される以前は、シモツケコウホネともども、栃木県産のコウホネとして扱われてきた。最古の標本記録は1942年7月に栃木県河内郡明治村...
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  • (下図10f)。 スイレンは、近縁のコウホネ属やバルクラヤ、オニバス、オオオニバスと共にスイレン科に分類される。スイレン科は、現生被子植物の中では極めて初期に他と分かれた基部被子植物の1群であることが明らかとなっている。 スイレン科の中では、スイレンはオニバス+オオオニバス...
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  • セイヨウコウホネ (学名: Nuphar lutea) は、スイレン科コウホネ属に属する水草の1種である。葉を水中と水面につけ (沈水葉と浮水葉)、浮水葉は長さ16–30センチメートル (cm)、葉柄の断面は三角形。花は黄色、直径 3–6.5 cm、柱頭盤は円形 (図1)。ヨーロッパからシベリア、西アジアなどに広く分布している。...
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  • Amaranthus hybridus L.のように葉柄が長いことを長柄(ちょうへい)と呼ぶ。ハコベStellaria L.では一つの枝の間で長さが異なることがあり、浮葉植物であるデンジソウ Marsilea L. やコウホネ属 Nuphar Sm.では水深に応じて長さが異なる。 キク Chrysanthemum...
    25 KB (2,898 words) - 22:31, 12 December 2023