• 色彩は様々であるが、ヒゲブトハナムグリコアオハナムグリ等の小型のものからミヤマオオハナムグリ(旧ムラサキオオハナムグリ)のような大型のものまで、顕著な金属光沢を有する種が多い。一方、山地に生息する訪花性の小型種ではビロード状の微毛が鮮やかな斑点や幾何学模様を形成する種が目立つ。中にはクロハナムグリのようにほぼ真っ黒のつや消しという種もある。...
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  • コアオハナムグリ Oxycetonia jucunda Faldermann はコガネムシ科の昆虫の1つ。いわゆるハナムグリの仲間では日本本土でもっとも普通な種である。 やや扁平な身体の緑色の甲虫。体長は10~15mm、幅5.5~9mm。背面は緑色で少数の白い斑紋が散らばり、また褐色の毛がまばらに生...
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  • 訪花植物については飯嶋、竹内(2007)が8科23種+αを示している。これはコアオハナムグリで知られている種数、38科116種に較べるとかなり少ない。花色では白系が68%、黄色が27%、この2色を合わせると9割以上となり、本種は白や黄色など、明るい色の花に集まると言える。この傾向はコアオハナムグリ...
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  • 草本または低木で、熱帯に特に多いが温帯にも草本がある。約60010,000種以上を含む大きな分類群である。葉は単葉で対生か(見かけ上)輪生。托葉があり、アカネやヤエムグでは葉と同じ形になるため輪生に見える。ギョクシンカ(Tarenna)のように葉にバクテリアが共生し、窒素固定を行うも...
    191 KB (17,954 words) - 10:03, 29 February 2024