• ギリシア火薬ギリシアかやく)とは東ローマ帝国で使用された焼夷兵器である。東ローマ帝国では海戦において典型的にこの兵器が使用され、これは水上に浮いている間ずっと燃え続けて多大な効果を上げた。この兵器は技術的な優位を与え、東ローマ帝国の多くの軍事的勝利において鍵となる役割を果たした。最も特記すべきは...
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  • 東ローマ帝国の版図の変遷 公式な国号は「ローマ帝国」。 正式な成立時期はない。 東ローマ帝国(ひがしローマていこく)またはビザンツ帝国、ビザンティン帝国、ギリシア帝国、ギリシャ帝国は、東西に分割統治されて以降のローマ帝国の東側の領域、国家である。ローマ帝国の東西分担統治は3世紀以降断続的に存在したが、一般的には西...
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  • で、火炎放射器を装備した兵士が被弾すると爆発する危険性も高く、軍事的に優位である場面でないと使用は困難である。 中世の東ローマ帝国では「ギリシアの火(ギリシア火薬)」という、火炎放射器のような兵器が使用されていたが、国家機密とされていたため帝国の滅亡と共に失われ、後世には伝わっていない。宋において...
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  • ギリシャ独立戦争(ギリシャどくりつせんそう、ギリシア語: Ελληνική Επανάσταση του 1821(1821年ギリシャ革命)、英語: Greek War of Independence)は、オスマン帝国からのギリシャの独立を巡り争われた戦争である。 ギリシ...
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  • ギリシア火という液体だったとされている。地中海の覇権を巡る、東ローマ帝国のイスラム圏に対する戦闘を支えたギリシア火は、その製法が長く最高軍事機密とされたまま、東ローマ帝国の滅亡とともに失われたため、実像のはっきりしない兵器である。 一方で、黒色火薬が発明された中華圏では、早くから火薬...
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  • 元は常用の矢の鏑の目の孔の部分に油紙などの燃えやすい物体を詰めて発火させてから射る物であったが、火薬の伝来とともに油紙の代わりに矢先に火薬を巻きつけて矢を飛ばす間に矢の頭部より導火線を通じて火薬に引火させる焙烙火矢なども現れた。後者の様な兵器は前者と区別する為、火箭(中国語でロケットの意味)と区別する場合もある。...
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  • した。イギリス軍はフランス軍の船に乗り込み目の前に大量の生石灰を投げつけ、兵士を失明させた。そのためフランス軍は防御ができなくなった。 生石灰はギリシア火薬の成分であると考えている説もある。生石灰を水中に投入すると温度が150 °Cまで上昇し、燃料に引火すると考えられている。...
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  • 気球 飛行船 急降下爆撃機 雷撃機 投箭 太鼓、銅鑼、法螺貝 狼煙 腕木通信 鳩 ギリシア火薬 戦車一覧 大日本帝国陸軍兵器一覧 戦艦一覧 アメリカ海軍艦艇一覧 大日本帝国海軍艦艇一覧 フランス海軍艦艇一覧 ソ連・ロシア海軍艦艇一覧 戦闘機一覧 爆撃機一覧 武器(個人用武器の一覧がある) 計画のみに終わった兵器...
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  • 取り付く必要がある以上、落下物に弱い)。屋根を持つ構造となった後も、耐久性の観点から依然として石などの重量物の落下攻撃は有効であり、また、火矢やギリシア火薬といった燃やす攻撃も取られた(先述のようにこの対策として屋根を湿った被覆材で覆った)。また、衝角による門や壁への衝撃を緩和するために、厚手の布(...
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  • パルテノン神殿 (category 古代ギリシアの神殿)
    ギリシア美術の傑作である。この神殿は古代ギリシアそして民主政アテナイ(en)の象徴であり、世界的な文化遺産として世界遺産に認定されている。神殿は完全な新築ではなく、古来パルテノン(en)と呼ばれるアテーナーの神殿があったが、紀元前480年のペルシア...
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  • ダイナマイト (category 火薬)
    dynamite)は、ニトログリセリンを主剤とする爆薬の総称。アルフレッド・ノーベルが最初に発明したのはニトログリセリンを珪藻土にしみ込ませたもの。現代の日本においては、社団法人火薬学会の規格では6%をこえるニトロゲル(後述のゼリグナイト)を含有する爆薬の総称と規定されている。 1846年に発見されたニトログリセリンは、鋭敏な爆...
    10 KB (1,346 words) - 14:52, 12 March 2024