• グヌウト氏になり、次男のブグヌテイの子孫はブグヌウト氏になり、三男のブグゥ・カタギの子孫はカタギン氏となり、四男のブカトゥ・サルジの子孫はサルジウト氏となり、五男のボドンチャル・ムンカクの子孫はボルジギン氏となった。 ボドンチャルの孫のメネン・トドンがやや高齢で死去すると、その妻のモヌルン(ノムル...
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  • カラヌウト(Qaranūt)氏族 コンクリウト(Qonqliūt)氏族 コルラス(Qorlās)氏族 エルジギン(Eljigin)氏族 ボスクル(Bosqūl)氏族 イェスゲイ・バートルの妻ホエルン(宣懿太后)  チンギス・カンの正妃ボルテ(光献翼聖皇后) モンケの正妃フトクタイ(貞節皇后) モンケの皇后イェスル...
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  • キヤト氏 (category ボルジギン氏)
    キヤト氏(キヤトし、Qiyad)は、モンゴル部のボルジギン氏族から分かれた一支族で、カブル・カンに始まる氏族集団。キヤト(Qiyad、乞牙惕)というのはキヤン(Qiyan、乞顔)(またはキャウン(Kiyoun、奇渥温))の複数形であり、その意味は「奔流」を意味する。チンギス・カンの一族であるキヤト・ボルジギン氏はその一支族である。...
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  • エルン(モンゴル語: Өэлүн、Öélün)は、モンゴル帝国の創設者チンギス・カンの母親である。コンギラト部族のオルクヌウト氏族出身である。元朝から宣懿皇后と追諡される。 有力な部族連合メルキトの王トクトア・ベキの弟であったイェケ・チェレン が、ボルジギン...
    5 KB (522 words) - 05:36, 27 February 2024
  • テムゲ・オッチギン(Temüge Odčigin、? - 1246年)は、チンギス・カンの末弟で、モンゴル帝国の皇族である。イェスゲイ・バアトルとホエルン夫人との四男で、他の同母兄にはジョチ・カサルとカチウンがいる。 『元朝秘史』『元史』などの漢語資料では、帖木格斡惕赤斤(『元朝秘史』巻1・60段...
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  • 中国語: 闊里吉思,? - 1301年)は、13世紀末から14世紀初頭にかけてモンゴル帝国(大元ウルス)に仕えた将軍の一人。コンギラト部の一派、エルジギン部の出身であった。『元史』などの漢文史料では闊里吉思(kuòlǐjísī)と表記される。 コルギスの曽祖父バス・ブカはチンギス・カンに仕えて主に...
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  • タイチウト氏 (category ボルジギン氏)
    タイチウト氏(タイチウトし、Tayičiud)は、モンゴル高原で活動した遊牧民の氏族集団。モンゴル部のボルジギン氏の一支族であり、オノン川中下流域(あるいはセレンゲ河畔)で遊牧生活を営んでいた。同族のキヤト氏と共にモンゴル部の中核を成していた。キヤト氏との抗争の末、チンギス・カンによって屈服させられた。...
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  • 1641年)。リンダン・ハーンの息子。後金(清)のホンタイジに敗れて降伏し、チンギス・ハン以降429年続いたボルジギン氏のモンゴル帝国は終焉を迎えた。 17世紀初頭、モンゴルでは分裂状態が続き、ボルジギン氏はほとんど勢力を失っていた。1634年に父リンダン・ハーンがチベット遠征中に甘粛で陣没すると、後金の...
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  • アルラト (category ドルルギン・モンゴル)
    部の支配氏族をニルン、ボドンチャルの血を引かない被支配氏族をドルルギンと呼んで厳密に区別しているが、オロナウル部のみはニルンとする記述(『元朝秘史』)、ドルルギンとする記述(『集史』)が混在している。 『元朝秘史』によるとボルジギン氏のカイドゥ・カンにはチャウジン・オルテゲイという息子がおり、チャ...
    5 KB (629 words) - 09:09, 27 March 2022
  • イェスゲイ (category キヤト・ボルジギン氏)
    Есүхэй、ᠶᠢᠰᠦᠭᠡᠢ、Yesügei, 不詳 - 1171年)は、12世紀中頃にモンゴル高原の北東部で活動したモンゴル部のうちボルジギン氏系キヤト氏の首長のひとり。モンゴル帝国を築いたチンギス・カンの父であり、キヤト・ボルジギン氏の祖である。バアトルという称号を帯び、イェスゲイ・バアトル (Yesügei Ba'atur)...
    13 KB (2,059 words) - 07:09, 15 December 2022
  • 元朝秘史』に登場するオゴデイの侍衛(トルカウト)を務めたという「アルチダイ(阿勒赤歹)」はエルジギデイと同一人物と見られる。 オゴデイの死後、オゴデイ家とトゥルイ家の間でカアン位を巡る争いが生じると、エルジギデイはオゴデイ家派の急先鋒として活動した。『集史』「ジャライル部族志」によると、グユク・カ...
    7 KB (946 words) - 13:59, 16 June 2023