• イトムカ鉱山イトムカこうざん)は、北海道網走支庁(現・オホーツク総合振興局)管内常呂郡留辺蘂町(現・北見市留辺蘂町)にあった鉱山のことである。良質な水銀が採掘できる鉱山であり、最盛期の生産量は日本一であった。 座標:イトムカ鉱山イトムカ区(元山) 北緯43度40分36秒 東経143度9分50秒...
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  • 鉱山では森林軌道などを用いて運搬していたが、大規模な鉱山においては専用線や独自の私鉄を設置して鉱石・地金・化学薬品(硫酸など)を運搬することもあった。特に私鉄の場合においては、周辺住民や鉱山労働者を対象に限定的な旅客輸送を行うこともあり、鉱山の閉山後も存続していることもある。北海道のイトムカ鉱山...
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  • エゾマツ・トドマツの森林に覆われ、付近では林業が盛ん。鉱物資源も多く、北部に銅の下川鉱山(下川町)、南部に日本最大の水銀鉱床を持つイトムカ鉱山(北見市)、東部に東洋有数の金山であった鴻之舞鉱山(紋別市)などがあったが、いずれも閉山している。 天塩岳 (1,558m) チトカニウシ山 (1...
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  • 環境問題#開発問題・自然保護・生態系問題などの項目を参照のこと。 鉱山を所有する会社の方針によっては採掘が終わった鉱山を埋め戻して植樹する等の活動が行われている。 日本における露天掘りは、その大半が非金属鉱山で行われていて、金属鉱山では、金山と、小坂鉱山や花岡鉱山、初期のイトムカ鉱山...
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  • イトウなどが見られる山の水族館などが観光のメイン。 第二次世界大戦の前には、アジア最大の水銀鉱山イトムカ鉱山(昭和14年から昭和48年まで操業)があった場所として、また日本で唯一の水銀などの回収を行う企業の工場(イトムカ鉱山の技術者がそのまま登用された)があるとして知られている。...
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  • 石北峠展望台 展望台からは大雪山の山々や阿寒の山並みまで眺めることもできる。 イトムカ鉱山 北見側の峠下にあり、かつて東洋一の水銀産出量を誇った鉱山跡地。現在はイトムカ鉱業所として多種多様な廃棄物処理を行っている。 峠の茶屋(閉店) かつては峠の駐車場に峠の茶屋があり4月か...
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  • アトサヌプリ (category 日本の廃鉱山)
    1896年 集治監の収容者による鉱山労働を中止。 1897年 資源枯渇のため採掘を中止。 1931年 跡佐登鉱業株式会社設立。操業再開。 1944年 企業整備令により休山。 1951年 跡佐登鉱業、野村鉱業(イトムカ鉱山を経営)の子会社となり、同社の支援の下に再開。鉱石の輸送...
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  • 水銀製錬所 野村興産イトムカ鉱業所(北海道北見市) 水銀の蒸留製錬法を応用して乾電池や蛍光灯、水銀系試薬などから水銀地金を回収している日本唯一の拠点。 金・銀製錬所 中外鉱業東京工場(東京都大田区) 貴金属スクラップを主に原料としている。白金やパラジウムも製錬。 三井串木野鉱山串木野製錬所(鹿児島県串木野市)...
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  • 主に辰砂(HgS)とともに産し、水銀の鉱石鉱物となる。 水銀鉱山では採掘の際に機材の熱で自然水銀が気化し、有毒な水銀蒸気が発生する。このため、鉱山労働者は水銀蒸気用の防毒マスクを着用し従事していた。 日本国内では北海道のイトムカ鉱山や奈良県の大和水銀鉱山、佐世保市相ノ浦大潟の水銀山[西九州(佐世保・平戸・...
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  • 5萬分の1地質図幅説明書「吉野山」地質調査所、1957年(昭和32年)、p.36 宇陀山地 丹生鉱山 イトムカ鉱山 鉱山探訪 - 大和水銀鉱山 気ままに鉱山・炭鉱めぐり- 大和水銀鉱山 大和水銀鉱山における鉱床と裂かとの関係について(PDFファイル) 野村興産 - イトムカのおはなし 表示 編集...
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  • 第2章鉱業 金属鉱業 3 選鉱(文部科学省) 佐渡金山 - 近代化産業遺産。北沢浮遊選鉱場が含まれる。 イトムカ鉱山 -浮遊選鉱を実施していた北海道の水銀鉱山。辰砂が主目的の浮遊選鉱において、同鉱山独自の装置を用いて自然水銀を回収していた。2021年現在も浮遊選鉱場が保存されている(一般には非公開)。...
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