• アメーバ赤痢アメーバせきり, Amoebiasis)とは、赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)による消化器伝染病。日本では感染症法において五類感染症に指定されている。アメーバ赤痢は大腸に寄生し、糞便中にシストを排泄する。性行為で広がることもある。世界では年間4~10万人が、...
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  • 赤痢(せきり)は、発熱、下痢や血便・下血、腹痛などを伴う大腸感染症である。古称は血屎(ちくそ)。血液の混じった赤い下痢を伴うことが病名の由来となっている。 かつて赤痢と呼ばれていた病気は、現代では細菌性赤痢アメーバ赤痢に分けられ、一般的に赤痢と呼ばれているものは赤痢菌による細菌性赤痢のことを指す。...
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  • ただし一部には病原性のものがある。赤痢アメーバはヒトの腸に寄生し、赤痢に似た症状のアメーバ赤痢を引き起こす。アカントアメーバ(Acanthamoeba spp.)は普段は土壌や水溜まりに棲息しているが、コンタクトレンズの保存液中で繁殖して激しい角膜炎をおこし、失明に至ることがある。アカントアメーバやBalamuthia...
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  • 赤痢アメーバ(せきりアメーバ、学名:Entamoeba histolytica)は嫌気性のアメーバで、人畜に寄生し、特にヒトに対してアメーバ赤痢などの症状を引き起こす病原体である。 トロフォゾイト(栄養体)とシスト(包嚢)の形で存在し、トロフォゾイトの細胞分裂のみで増殖し有性生殖はない。トロフォゾイ...
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  • 人獣共通感染症 (category グローバル・ヘルス)
    Amphixenoses - ヒトと動物の双方に伝播する人獣共通感染症 狂犬病、炭疽、ペスト、オウム病、腎症候性出血熱、結核、腸管出血性大腸菌感染症、細菌性赤痢アメーバ赤痢、旋毛虫(トリヒナ)症、ブルセラ症、カンジダ症、サルモネラ症、カンピロバクター症、ブドウ球菌症など サイクロズーノーシス(cyclo-zoonosis)...
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  • 1938年から1986年の間出羽海部屋で床山をしていた床清は、若手時代の1938年8月、満洲・大連の巡業でアメーバ赤痢に感染して途中帰国していた双葉山の髷を、「他の床山が大陸巡業に出ていて人手が足りないから」という理由で双葉山の自宅に出向いて結うこととなった。...
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  • スピラマイシン(トキソプラズマ症) アメーバに対する医薬品は以下の通り。 メトロニダゾール(アメーバ赤痢) チニダゾール(アメーバ赤痢) パロモマイシン(アメーバ赤痢(腸管アメーバ症)) イセチオン酸プロパミジン※※※(アカントアメーバ角膜炎) リファンピシン(通常は抗結核薬として使用。抗アメーバ薬としては国内未承認。)...
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  • (2001) No.5 P553-558, doi:10.11405/nisshoshi1964.98.553 ^ 米沢健 ほか、「穿孔性腹膜炎を起したアメーバ赤痢の2手術例」『日本臨床外科医学会雑誌』 Vol.42 (1981) No.3 P322-328, doi:10.3919/ringe1963.42...
    17 KB (1,900 words) - 02:04, 16 April 2024
  • ドなどを用いて寛解に導き、刺激の多い食事を控えて寛解を維持するという点で共通している。 感染性腸炎のカンピロバクター腸炎、サルモネラ腸炎、アメーバ赤痢アメーバ性大腸炎)は間違いやすく、中でもカンピロバクター腸炎の鑑別は難しく、内視鏡検査、培養検査、抗体検査が併用される。 [脚注の使い方] ^ 大川清孝、青木哲哉、上田渉...
    3 KB (343 words) - 09:10, 3 August 2023
  • リーシュマニア症 クリプトスポリジウム症 トリパノソーマ症 アフリカ睡眠病 シャーガス病 ナガナ病 トリコモナス症 トキソプラズマ症 バベシア症 アメーバ赤痢 腸ジアルジア症 馬原虫性脊髄脳炎 ピロプラズマ症 アルゼンチナ病 大型ピロプラズマ症 小型ピロプラズマ症 黒頭病 サルコシスチス症 鶏マラリア...
    2 KB (336 words) - 13:04, 16 October 2023
  • (traveler's diarrhea) の1つとして注目されている。現在の日本人の感染者は、海外旅行者に多く赤痢菌、下痢原性大腸菌やアメーバ赤痢などとの混合感染例が多いとされている。南アジア、東南アジアなどを旅するバックパッカーの間では、ゲップが卵臭くなることから卵ゲップ病として知られる。...
    9 KB (1,385 words) - 05:49, 17 October 2023