• ゾウムシ(象虫)は、甲虫類のグループの一つ。狭義のゾウムシゾウムシ科やオサゾウムシ科などに分類される甲虫の総称だが、広義のゾウムシはコウチュウ目(鞘翅目)・ゾウムシ上科(Curculionoidea)に分類される昆虫を指す。口部が伸びた形をゾウに見立てての名であるが、いわゆるゾウムシ...
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  • 甲虫類(こうちゅうるい)は、昆虫綱・有翅昆虫亜綱・コウチュウ目(甲虫目、鞘翅目(しょうしもく)とも)に分類される昆虫の総称。カブトムシ、クワガタムシ、カミキリムシ、ゲンゴロウ、オサムシ、ホタル、テントウムシゾウムシなど、非常に多様な昆虫が所属する。 昆虫類のみならず動物全体においても最大の目である。種名のあるものだけで...
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  • マメゾウムシ(豆象虫、英語:bean weevils, seed beetles)は、甲虫目ハムシ科マメゾウムシ亜科 Bruchinaeの昆虫の総称。 名前にゾウムシが入っているのにゾウムシ科でないのは、以前はゾウムシ科に近いものと考えられていたものが、近年になって見直されたためである。マメゾウムシ科としたこともある。...
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  • アズキゾウムシの例では、容器の大きさ、餌の豆の数などを様々に変化させ、それに様々な数のゾウムシを飼育した結果、豆の数当たりの個体数が密度効果に影響し、例えば大きい容器に少数の豆をいれても、狭い容器に同数の豆をいれても、そこにいれるゾウムシ...
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  • 昆虫 (section ムシ)
    だんに使用して作成当時の姿を復元したレプリカがいくつか作成されている。 モデル生物として重要なものもある。ショウジョウバエやカイコが遺伝学で、アズキゾウムシやコクヌストモドキが個体群生態学で演じた役割は非常に大きい。昆虫は小型で扱いやすく、狭い環境でも飼育が可能で、また短い時間で複数世代が観察でき...
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  • に取り組んだ穀物害虫とその天敵である寄生蜂との量的関係の研究や、ヨツモンマメゾウムシで発見された相変異(翅多型)の研究などが注目されるようになった。 嶋田 (2006) は内田の研究で最もよく知られたものとしてアズキゾウムシの密度効果に関する研究を挙げているが、同時に彼の研究の意義が「生活史を通じて...
    8 KB (1,270 words) - 11:43, 14 December 2023
  • 大阪府大阪市出身。1937年東京高等農林学校(現東京農工大学)卒業。農林省農事試験場昆虫部、佐賀県立農事試験場を経て、1946年京都帝国大学農学部卒。1956年「アズキゾウムシの寄生選好に関する研究」により、農学博士の学位を取得。農林省農業技術研究所技官を経て、1963年京都大学農学部教授となる。1978年定年退官、...
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  • (Phomopsis sp.) 菌核病 (Sclerotium rolfsii) 他の病害虫としては次のようなものがある。 アブラムシ (Aphis sp.) アズキゾウムシ (Callosobruchus sp.) ウンカの一種 (Hilda patruelis アリヅカウンカ科) シロアリ ジャワネコブセンチュウ...
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  • タンポポ属における外来種から在来種への置き換わり オナモミ属における外来種2種の生育環境分化 ゲンノショウコとミツバフウロの棲み分け イヌノフグリとオオイヌノフグリ アズキゾウムシとヨツモンマメゾウムシ 高倉耕一・西田佐知子・西田隆義 (2010) 植物における繁殖干渉とその生態・生物地理に与える影響.分類10(2): 151-162...
    2 KB (283 words) - 01:13, 7 May 2021
  • 虫として、他にヒメスギカミキリ(Callidiellum rufipennis; 図8b)、マスダクロホシタマムシ(Ovalisia vivata)、キクイムシ類、ゾウムシ類(オオゾウムシなど)、キバチ類(ニホンキバチ、オナガキバチなど)、コウモリガ(Endoclyta...
    146 KB (16,289 words) - 06:32, 28 February 2024
  • が起こす宿主の生殖操作として最も一般的なものである。 2002年に産業技術総合研究所の深津武馬研究員らは、ボルバキアの一系統のwBruAusがアズキゾウムシ(Callosobruchus chinensis L.)の細胞内に細胞内共生しているのを見つけたが、その実体は宿主のX染色体に水平転移した wBruAus...
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