• カワゲラ(川螻蛄)は、襀翅目(せきしもく、カワゲラ目、Plecoptera)の昆虫の総称。多新翅類に所属する。 体は上下に少し扁平になっており、頭から尾の先まであまり幅の変わらない棒状。やわらかくて弱い。ほとんどの種で前翅より後翅の方が広く、不飛翔時は体の幅と同じくらいに扁平に重ねて翅をたたむ。トワダカワゲラ(Scopura...
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  • タガメ、ゲンゴロウ、トンボ、ゲンジボタルなど、なじみ深い昆虫が多いが、最近の水環境の悪化のため、絶滅の危機に瀕しているものも多い。また一般にはあまりなじみがないが、カゲロウ、カワゲラ、トビケラ、ユスリカなどの幼虫も水生昆虫の主要メンバーで、特に河川の中上流域などでは動物群集の個体数の大部分をこれらの昆虫が占めている。...
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  • り、かつて作家・島崎藤村が訪れたことでも知られる。 上流には湯ノ入沢砂防堰堤がある。カワゲラが多く住む清流であり、サンショウウオも見られる。しかし、田沢温泉では温泉街からの生活排水が流入。上流で見られるようなカワゲラは姿を消し、代わりにカゲロウやヒルが見られるようになるなど、田沢温泉を境に下流では水質汚濁が進みつつある状況を呈している。...
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  • トビケラ (redirect from トビゲラ)
    宮沢賢治の作品「やまなし」にも出てくる。 河川では数の多い昆虫であり、多くの種があることから、カワゲラやカゲロウと並んで河川の水質調査の際の指標生物とされる。特に、シマトビケラやヒゲナガカワトビケラなどの造網性の種は、水中の小石が増水等で移動するような場所では安定して生活できないと考えられる...
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  • ユミモンヒラタカゲロウ エルモンヒラタカゲロウ シロタニガワカゲロウ アカマダラカゲロウ カワゲラ目 ヤマトヒメカワゲラ:中流域に分布 トビケラ目 ヒゲナガカワトビケラ:上流域から下流域まで広く分布 チャバネヒゲナガカワトビケラ コガタシマトビケラ 源流である氷ノ山では、コエグリトビケラ属の新種や、オン...
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  • 成虫は翅を持って飛ぶものである。したがって、基本的には陸生である。昆虫には、幼虫が水生昆虫として水中で生活し、成虫が陸で暮らすものが結構たくさんある(カゲロウ・カワゲラ・トビケラなど)が、逆のものはない。 昆虫は幼虫から成虫へと、大なり小なり姿を変える。つまり変態する。昆虫においては、変態の形には大きく二つある。...
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  • カゲロウの幼虫は腹部に葉状のえら、カワゲラの幼虫は胸部に房状のえらを持つ。水中にミノムシやクモのような巣を作るトビケラ類も腹部にえらを持つが、目立ったえらを持たないものもいる。 トンボでは、イトトンボ類やカワトンボ類の属する均翅亜目が尾部に3枚の外鰓を発達させている。そ...
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  • 水生昆虫は、カゲロウ二種もカワゲラ一種が見られるくらいである。植物プランクトンとしてツツサヤツナギ、ホシガタケイソウ、メロシラ、ケラチウム、ミドリムシがおり、動物プランクトンとしてオナガケンミジンコ、ゾウミジンコ、カワリゾウミジンコ、ホロミジンコなどの甲殻類プランクトンと...
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  • ざざむし(ざざ虫)、ザザムシとは、長野県伊那市など天竜川上流域(岡谷市川岸地区から駒ヶ根市の間に限定される)で、清流に住むカワゲラ、トビケラ、ヘビトンボといった昆虫の水生の幼虫(川虫)を食用とする(昆虫食)時の総称。主に佃煮や揚げ物などにして食する。元々は天竜川産の食用の水生昆虫の呼称であるが、食用...
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  • 春先の水棲昆虫の少ない時期はイクラやブドウ虫(ブドウスカシバやハチノスツヅリガ等の蛾の幼虫)が良い。河川の増水時は、ミミズが有効。普段はできる限りカワゲラ、カゲロウ、トビケラなどの河川に生息する川虫を使用すると良い。アタリは変化に富み、微妙な上、俊敏なので目印の動きをよく見て、素早くアワセる(鉤を魚...
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  • カワニナが普通。扁形動物のプラナリア類も見られる。 昆虫類は最も豊富で、様々なものが見られる。まず、以下の群はその主力が渓流性である。また、これらは渓流の動物群集を考えた場合にも主力である。 カゲロウ目 トビケラ目 カワゲラ目 以下の群は限られた種が渓流に生息する。 トンボ目(カワトンボなど)...
    21 KB (3,054 words) - 03:27, 27 June 2023