• エンマーコムギまたはフタツブコムギコムギ属の植物。エンマーコムギは4倍体である(4n = 4x = 28染色体)。栽培化されたものはTriticum turgidum subsp.dicoccumとTriticum turgidum conv.durumである。野生種はTriticum turgidum...
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  • dicoccum(2粒コムギエンマーコムギ T. pyromidale T. orientale(コーラサンコムギ、カムットコムギ) T. durum(デュラムコムギ、マカロニコムギ) T. turgidum(リベットコムギ) T. polonicum(ポーランドコムギ) T. persicum(ペルシャコムギ)...
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  • スペルトコムギ(AABBDDゲノム)は遺伝子解析によれば、自然発生的にエンマー小麦などの4倍体の栽培用小麦(AABBゲノム)と近東に自生しているタルホコムギ(DDゲノム)が交雑したものとされる。9,000年前には中東で栽培が行われていた。 遺伝的にはパンコムギ(AABBDDゲノム)とエンマーコムギ...
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  • 農耕の起源については諸説ある。ハーバード大学、テルアビブ大学とハイファ大学の共同チームは、イスラエルのガリラヤ湖岸で、23,000年前の農耕の痕跡(オオムギ、ライムギエンバク、エンマーコムギ)を発見したと、ニューヨーク・タイムズなどで報道されている。約10000年ほど前には、中国の長江流域で稲作を中心とした農耕が始めら...
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  • である。紀元前7000年頃、Aゲノムをもつ野生一粒系(ヒトツブ)コムギと、Bゲノムを持つクサビコムギとの交雑から生じた2粒コムギエンマーコムギ、T. dicoccum)を選別、栽培したものがデュラムコムギであると考えられている。 コムギ属のゲノムは、14本、28本、42本など倍数性があるが、これは、コムギ...
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  • MKと分類される。ヒトツブコムギは2倍体の植物で難脱穀性、穀粒は堅い頴(殻)にしっかりと包まれている。栽培型の形態は野生型に似るが、熟した時に穂軸が自然に折れて脱落しない非脱落性で、穀粒が大きい点が異なる。 ヒトツブコムギエンマーコムギ (T. dicoccum) と並んで、コムギ...
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  • コムギなどと混ぜて播種されていたが、初期鉄器時代に本格的に栽培されるようになり、厳しい気候の北ヨーロッパで作物のエンマーコムギに置き換わって栽培されるようになってから、栽培型の普通エンバクが成立した。このような成立過程によりヴァヴィロフは二次作物と分類している。 一方、エン...
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  • ファッロ (穀物) (category コムギ)
    ファッロ(Farro[ˈfæroʊ])は、3種のコムギを乾燥させ、水で柔らかくなるまで煮たもの。そのまま食べたり、サラダやスープの材料として使われることが多い。 ファッロは、民族植物学上の用語で、スペルトコムギ(Triticum spelta)、エンマーコムギ(Triticum dicoccum)、ヒトツブコムギ(Triticum...
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  • 後述するように、およそ紀元前9500年頃の新石器時代にはレバントにおいて、デュラムコムギの始祖とされるエンマーコムギ、ヒトツブコムギをはじめ、オオムギ類、エンドウマメ類、レンズマメ、ヒヨコマメ、アマなど8種類の初期作物が収穫されていたことが知られている。コメ類は、紀元前...
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  • あるが、ハーバード大学、テルアビブ大学とハイファ大学の共同チームは、イスラエルのガリラヤ湖岸で、23,000年前の農耕の痕跡(オオムギ、ライムギエンバク、エンマーコムギ)を発見したと、ニューヨーク・タイムズなどで報道されている。 また、約10000年ほど前、中国の長江流域で稲作を中心とした農耕が始...
    89 KB (11,501 words) - 17:08, 12 March 2024
  • ^ 黄桜株式会社が早稲田大学および京都大学と共同開発したビール(2006年4月発売)。原材料の一部に古代エジプト発祥のエンマーコムギを使用。姉妹品として、エンマー小麦の代わりに近縁のデュラム小麦を用い、ユズとコリアンダーを加えた発泡酒「ブルーナイル」(2007年8月発売)、赤銅色のハイアル...
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