• プロトロンビン時間(ぷろとろんびんじかん);PT(prothrombin time)は、血液の凝固因子に関する指標の一つ。外因系及び共通系の凝固異常を判定する検査指標として用いられる。 まず、被検者の静脈血を採取する。このうち血漿にカルシウムと組織トロンボプラスチンを加え、このときの凝固時間を測定する。...
    5 KB (702 words) - 01:02, 1 July 2023
  • まず、被検者の静脈血を採取する。このうち血漿に部分トロンボプラスチン、カルシウムの他、カオリ、セライトまたはエラジン酸などの接触因子活性化物質を添加し、凝固時間を測定する。PTT(部分トロンボプラスチン時間)に比べ、より安定した結果を得られる。 PTTは部分トロンボプラスチン(脳抽出粗製セファリン=血小板...
    2 KB (280 words) - 11:58, 23 November 2019
  • ることが重要である。具体的には血小板数、コリンエステラーゼ、アルブミン、プロトロンビン時間などで肝機能を調べつつ、血清ヒアルロン酸で肝の線維化をみて、エコーで形態変化をみる。ウイルス性肝炎の場合は肝硬変に至る前にインターフェロン治療等を行うのが望ましい。また、慢性肝炎では幅広い鉄過剰のあることが指摘されている。...
    10 KB (1,517 words) - 04:00, 3 February 2024
  • 血小板は正常ではガラスに粘着して出てくる量が減るので、血小板の粘着能を測ることが出来る。 プロトロンビン時間(PT) プロトロンビン時間は、外因系凝固因子を測る検査。 活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT) 活性化部分トロンボプラスチン時間は、内因系凝固因子を測る検査。 輸血 生命倫理学 医療人類学 [脚注の使い方]...
    13 KB (1,836 words) - 07:41, 16 October 2023
  • 出血傾向の有無などの判定に凝固検査と共に用いられる。 ヘモグロビン量検査 - 貧血・多血症の指標として用いられる。 細菌感染は好中球数の増多が多い。 白血病は腫瘍細胞がみられることがある。 出血時間 プロトロンビン時間(=PT) 活性化部分トロンボプラスチン時間(=APTT) トロンビン時間(=TT) ヘパプラスチンテスト(=HPT)...
    3 KB (389 words) - 15:11, 9 June 2024
  • 72時間かかる。即効性を求めるならばヘパリンの併用が望ましい。また、抗凝固効果の判定と出血危険性を判定するため、定期的にプロトロンビン時間を測定する必要がある。次のようなものがある。 ワルファリン アセノクマロール フェニンジオン トロンビンの競合阻害作用を持ち、フィブリノゲンのフィブリンへの転換を抑制する。 ダビガトラン...
    10 KB (1,336 words) - 15:51, 16 February 2024
  • シン(英語版)、α2-アンチプラスミン(英語版)、ヘパリコファクターII(英語版)など他の血漿プロテアーゼインヒビターと構造的に類似している。 アンチトロンビンの生理的標的となるプロテアーゼは、主に活性化された第II因子(IIa、トロンビン)、そして血液凝固の内因性経路の因子、すなわち第X因子(...
    44 KB (5,932 words) - 20:22, 22 March 2024
  • フィブリノーゲン・フィブリン(第I因子) プロトロンビントロンビン(第II因子) 組織因子(第III因子、トロンボプラスチン) カルシウムイオン(第IV因子) 第V因子(プロアクセレリン):第1染色体長腕(1q23)にマップされたF5遺伝子によってコードさ...
    15 KB (2,298 words) - 02:41, 8 April 2024
  • に検査される。基準値は検査機関によって異なるが、血小板数(PLT)の基準値はおおむね15万から35万/µLである。なお、プロトロンビン時間(PT)、活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)などの凝固能検査は、凝固因子に関係する検査であるため、基本的には血小板数の影響を受けない。...
    81 KB (11,657 words) - 05:56, 4 May 2024
  • 欧州および日本では同剤による抗凝固療法の効果を、トロンボテスト測定により凝固活性(%)あるいはINR値をモニターする方法が普及していた。現在では世界的にプロトロンビン時間のINR値を用いることが各ガイドラインで推奨されている。服用から効果発現までに12 - 24時間かかり、さらにプロトロンビン時間[PT]あるいはトロン...
    21 KB (2,957 words) - 00:50, 2 June 2024
  • 10-15 の分類を行う。 MELD score(Model for end-stage liver disease) 血清ビリルビン値・クレアチニン値・プロトロンビン時間(PT-INR)によって算出される肝機能予後評価式。メイヨークリニックのサイトで自動計算可能。また血清ナトリウム(Na)を加味するものもある。...
    29 KB (4,506 words) - 11:56, 12 May 2024